[携帯モード] [URL送信]

俺の影を追うお前等





よし、これでいいかな?


鏡の前で自分の恰好を
確認して部屋を出る。

ちなみに今の俺の恰好は
ジャージにパーカー。
動きやすい恰好を選んだら
こうなった。


「もう行くのか?」


部屋を出てすぐに遊も部屋から
出てきた。多分ドアが開いた音が
したからだろう。


「あぁ、じゃあ行ってくる」


「行ってらっしゃい」


誰かにそう言われるのは
久々だからちょっと照れくさいな


ドアのぶに手をかけ、
遊の方を振り向いて
「行ってきます」って言った。


そのまま出ようとすると突然
腕を引っ張られ後ろを向くと
遊の顔が近づいてきて
触れるだけのキスをした。


「気をつけて!」
早口でそう言うと遊は俺の
背中を押して部屋から追い出して
扉を閉めた。


俺はまだびっくりしていて
扉の前で、口に手をあて固まっていた。


なっ何だったんだ!?
てか、遊にキスされた!
びっくりした〜。
でも、嫌じゃないしいっか。


あんまり深く考えずに
パーカーを深くかぶり、鈴との
待ち合わせの場所に向かった。











[*前へ][次へ#]

5/11ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!