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俺の影を追うお前等




ーバンッー



「くそっ!!」
玲が出ていった後に壁を思いっきり蹴った。



やっぱりあいつ…
藤宮暁は紅だった。



この前から玲が藤宮暁の情報を調べていたが何1つも出なかった。そんな時に噂が流れてきた平川と藤宮暁は付き合っているという噂。



有り得ないと思った。だってあの平川が紅以外に近づく事もしなければ話すなんてないに決まってるからだ。



だから噂が本当か聞いてみた。もちろんノーマルの奴に。平川を好きな奴に聞いたら絶対相手が悪いっていうからな。



聞いた結果、
藤宮暁とは知り合いみたいで平川から近づき藤宮暁の手を繋いだと。



…………
俺だって馬鹿じゃない
これを聞いて分からないわけない。だけどもっと確信を得るために玲にあいつが紅か調べてもらった。



それがどうやら間違いのようだった。玲は紅を好きになった…。



くそっ!!
他の奴なんかに渡すかよ!!紅は俺のもんだ。
俺が先に見つけてたんだ。


どんな手段を使ってでも俺のものにする。



自分勝手なだって自分が1番分かっている…けどアイツが他の男にとられるかと思うだけで自分の中で言葉にも言い表せない怒りが込み上げてくるんだ。



それならいっそのこと自分の物にすれば良い。そう考えた。



例えアイツが
俺の事が嫌いでも‥。













俺は間違っているのかな
秀二さん…










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あきゅろす。
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