俺の影を追うお前等 * キーンコーンカーンコーン あっヤバっ予鈴だ… 急がないとじゃん。 ◆ 「到着…」 「おぉ暁良かったな先生まだ来てないぜ!!」 席についたと同時に隣に座る遊が笑いながら言った。 はぁ…何だよ。 急いで来た意味ねーじゃんか。せっかく走った(小走り)のに。 「そうですか…それは良かったです。」 「なんで敬語に戻ってるんだよータメで良いのに!!」 「教室だからです。 2人っきりになったらな?」 遊に近づき耳元で言った 「っ!お、おぉ!! そうだなっあはは…」 「どうしたんですか 顔が赤いですよ?」 「え?それは…その 暁の熱気が伝わったんだよ!!うん、そうだ」 「はは、何ですかそれ 遊って面白いですね」 「えへへ、だろ?」 えへへって… 本当に子供みたい。 「あ、暁 “しゅうじさん” って誰なの?」 [*前へ][次へ#] [戻る] |