[携帯モード] [URL送信]

俺の影を追うお前等






「行くよね?」



はぁ…
俺の服の裾を掴んで上目使いで鈴に見つめられて“いかない”って言えるわけないでしょう…。



まったく分かってて
やってるのかなこの子は。



「うん、行くよ。鈴も一緒に行くだろ?」



「うん。暁、と行く!!」



うわっ笑顔だよ。
可愛いんだけど。



しかもなんか
尻尾と耳が見えた…。



やっぱりワンコ‥♪



「じゃ、夜にあの木の下に集合な?」



「わかった!」



「じゃ、また後で!」



そう言うと俺は鈴と別れて教室に向かった。







[次へ#]

1/14ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!