俺の影を追うお前等
*
あいつ現れないよな?
今現れたら 俺は理性を保つ自信がない…
「遊、生徒会は今日来ないんです か?」
「知らない、生徒会の奴らは
たまにに来るからいつ来るかは分からない。まぁ、朝は来ないと思うよ 。」
「そう…ですか、
ありがとうござ います」
それを聞いて一安心した
瞬間に後ろから黄色歓声が聞こえくる。
「生徒会かな…?」
遊はあはは、と苦笑いして頭をか く。
「それならもう行きましょう。
見 つかると面倒です」
生徒会が近くにいるって事は
あい つがいる…そう考えただけで
気分が悪い。そう思って立ち
上がろう とした時に…
「暁、」
誰かに呼ばれ声がした方に
目を向 けるとそこには鈴が立っていた。
「!…鈴?」
そう言った瞬間に
外野から五月蝿 い声きた。
“キャーっ!”
“鈴ちゃんの名前勝手に呼んでん じゃねーよ”
“汚れるー”
などの言葉が聞こえてくる。
あー五月蝿いなぁ
みんな静かにしてくれないかな…
「…暁い、こ」
そう言って鈴が
俺の手を掴み食堂を出る。
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