俺の影を追うお前等
*
―――――
「ただいま。」
部屋の寮についてドアを
開けると 奥から慌てて
出てくる遊がいた。
「お帰り!!
大丈夫だったか?」
心配そうに俺を見ながら言う。
本当に心配性だな‥。
「はい、大丈夫です。
心配かけて しまってすみません!」
そう言って笑って見せると
遊は少 し赤くなった。
「い、いや別に!無事なら良かっ た。」
「でわ、これをお願いします。
俺 は疲れたので部屋に戻ります。」
持っていた荷物を
遊に渡し部屋に 向かった。
ーパタン
やっとベッドについた…
あっさっき、“俺”って言っちゃった…。
まぁ明日から気をつけれ ば良いや。
とりあえず今日は疲れた..
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