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俺の影を追うお前等
*






ヤバい…!!
このままだと変な気分になる……



「すっ鈴起きろ!!」



「んー」



「あっ‥」



まだ眠いと言いそうにもっとアソコに顔を埋めてきた



「‥…もう起きろ!!」



危ないと思って鈴の肩を持って膝から離した。



「んっ‥良く、寝た!」


「それは良かったですね…」



そんな満足気みたいな顔して…俺なんて大変だったんだぞ!!



この可愛い悪魔めー



「じゃ、俺用できたからそろそろ部屋に戻るな」


「えっ?ダメ…」



うっ俺の服の端っこを掴んで上目使いして…しかも寝起きのせいか目が涙目になってる



それに耳と尻尾が錯覚であるように見える!!



「だっダメだ!!…また来るから、な?」



そう言って子供をあやすように微笑んだ



「……やくそく」



「うん、約束。」




はぁ…

危ない、てかまだ身体熱いんだけど。



鈴の奴…
「もう、どうするんだよコレ!」



「何がどうするんだ?」


声のした所を振り返ってみるとそこには会いたくなかった奴…隼が立っていた



「………」



「ちょっと待てよ紅!!」


「手離せよ、、」



「誰が離すかよ!!やっとお前…紅に会えたんだ。ここで逃がすかよ」



あいつの方見てみると隼は俺の目を見て言った。


やめろ…俺はお前のその目が嫌なんだよ!!



「分かったから…手を離せ。」



「あぁ。悪かったな」




「いや、でなんの用?」


「用は無いんだけどさ‥別に良いだろ、話すくらい!」



「用ないんなら俺は行くから。あと俺はお前と話したくないから。」



「話したくないって失礼だな!!それよりお前はなんでここにいんだよ?学園の生徒でもねぇのに」



「…お前に関係ねぇだろ?じゃな…」



「…っおい!!」



そんな隼の言葉も無視して歩き続けた。








なんでいつも俺の前に現れるんだよ…会いたくないのに!!



隼…お前だけは
絶対許さない。









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あきゅろす。
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