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俺の影を追うお前等
*






あっここ!ここ
大きいな…



下で眠ったら気持ち良さそうだなー!!



満月じゃないけど、月の光が綺麗で見とれてしまう。



カサッ



「…誰だ?」



「くっ紅?」



この声もしかして



「ワンコ!?」



そう言った瞬間ワンコは嬉しそうな顔して俺に向かって抱きついてきた。


「あの時は気づかなくって悪かったな…」



「ううん、どう…して?」



「まぁ色々あってここで通う事になったんだ。よろしくなワンじゃなくって‥鈴♪」



「‥‥‥‥」



「あれ?名前で呼ばれるの嫌か?」





「違う!!俺も‥」



「良いよ!!暁って呼んでも」



「暁、あかつき‥」



そう言う鈴が俺を抱き締める手は強くなってた


その鈴の頭を優しく撫でてたら、強くなっていた手は緩くなり今度は寝そうな感じで丸くなっていく



鈴はあまり主語がないけど俺は鈴が何を言いたいか分かるから大丈夫だから、別に気にしない。



周りじゃ主語があまりない鈴の言葉は分からないから、つられて鈴もあまり俺と族のみんな以外とは話そうとしないんだよな‥



話せば良いのに‥
鈴、ワンコみたいで可愛いんだから!!







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あきゅろす。
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