俺の影を追うお前等
*
うーん
なんかこう思うと早く鈴に会いたくなってきたな…鈴は気づいて俺だけ気づいてないなんて。
傷ついたかな?
いつも俺だけには弱いからな“ワンコ”は
思い出すと面白い♪
………………
あれっ?
確かあの時遊“紅と白夜”って言ったよな?
もしかして遊も族に入ってるのか…?
「暁!!」
「はい?」
「またかよ…何回呼んでも返事ないし!!ほら部屋ついたぞ、入ろうぜ」
「あぁすみません!…あの遊聞いても良いですか?」
「よいしょっと…あぁ気持ちいい〜で?何聞きたいんだ?」
ソファーに座るだけで…遊おじさんみたい…
「遊はどこかの族に入ってるんですか?」
「なんでそう思うんだ?」
「だってさっき、紅と白夜って…」
「あぁ…入ってないよ!!ただ俺昔族に入ってて、そこで紅と白夜の名を知ったんだ。今はもう止めてるけどな!!でも…この学校にいる奴なら全員知ってるぜ?」
「全員ですか?」
「あぁ!だって生徒会長の奴が“紅は俺のだ!!あとあいつ見たら俺に言え!!”って言ってたし?」
「えぇ!?そんな事言ってたんですか?」
「あぁ、始業式の時にな!!暁もいただろ?」
「いえ、僕は始業式の後に来たので…」
「あれっ?そうだっけ?まぁ良いや♪でもなんでいきなりそんな事聞くんだ?」
「はい?」
「誤魔化すなよ!」
「いえ、僕もその名前聞いた事あってすごく強いって…なんで遊が知ってるかなと思いまして。」
うーそんな疑う
目でみるなよ…!!
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