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俺の影を追うお前等






うーん
なんかこう思うと早く鈴に会いたくなってきたな…鈴は気づいて俺だけ気づいてないなんて。



傷ついたかな?
いつも俺だけには弱いからな“ワンコ”は



思い出すと面白い♪





………………




あれっ?
確かあの時遊“紅と白夜”って言ったよな?



もしかして遊も族に入ってるのか…?



「暁!!」



「はい?」



「またかよ…何回呼んでも返事ないし!!ほら部屋ついたぞ、入ろうぜ」



「あぁすみません!…あの遊聞いても良いですか?」



「よいしょっと…あぁ気持ちいい〜で?何聞きたいんだ?」





ソファーに座るだけで…遊おじさんみたい…



「遊はどこかの族に入ってるんですか?」



「なんでそう思うんだ?」



「だってさっき、紅と白夜って…」



「あぁ…入ってないよ!!ただ俺昔族に入ってて、そこで紅と白夜の名を知ったんだ。今はもう止めてるけどな!!でも…この学校にいる奴なら全員知ってるぜ?」



「全員ですか?」



「あぁ!だって生徒会長の奴が“紅は俺のだ!!あとあいつ見たら俺に言え!!”って言ってたし?」


「えぇ!?そんな事言ってたんですか?」



「あぁ、始業式の時にな!!暁もいただろ?」



「いえ、僕は始業式の後に来たので…」



「あれっ?そうだっけ?まぁ良いや♪でもなんでいきなりそんな事聞くんだ?」



「はい?」



「誤魔化すなよ!」



「いえ、僕もその名前聞いた事あってすごく強いって…なんで遊が知ってるかなと思いまして。」


うーそんな疑う
目でみるなよ…!!








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