優しいキミは残酷だ
3
男の胸に抱きつく形になり慌てて離れようとしけど、男が俺の腰に手を回し俺が身動きできないようにしている。
また手で追い払おうとしても高校生と大人だ。力の差がある。だから抵抗をやめた。そうすればそうすれば男は勘違いしたのか抱きしめる力を強めた。
「あはは…なんだ君もその気だったのか、気づかなくって悪かったね?」
「やめろ!気持ち悪い」
ただ抱きしめてるから抵抗はしなかったが男の手が俺の尻を揉みはじめた。だからさっきよりも強く抵抗したがやはり男の手によって身動きがとれない為できない。
「嘘はいけないよ?
気持ち良いくせに…」
助けを呼びたいけど今はお昼くらいで誰も公園に通らないから叫んでも無意味だ。
「はぁ…もしこのまま止めなければ後で通報しますよ?」
平然を装い男に話しかける。
「はは
そんな事
言えないように
してあげるよ…」
だんだん
近づいてくる男の顔。
…………
俺このまま
やられちゃうのか?
なんか
もういいや…
諦めてしまった俺は
抵抗せずに目を閉じた。
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