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恋はもうできない


聞いて良いよな?
気になるし。



昊の口から言って
欲しいし‥?



「あっあのさ、早い質問だけど、俺って昊のなに?」



ードキドキー



「彼女だろ?付き合ってるんだから」



「ふふ、そうだよな。だから俺は昊が好きなんだよ」



「‥?‥」



俺の言ってる意味が分からないらしく首を傾げてる



ふふ、なんの恥じらいもなく昨日付き合ったばかりの俺に“彼女”って目を見て言うなんて…



しかも男の俺に…



昊の真っ直ぐな目と嘘つかない所1番好きだよ。


「ねぇ昊‥」



「なんだ?」



「嘘つきな人間ってどう思う?やっぱり嫌い?」


目を見て尋ねてみた



「あぁ嫌いだ‥」



ズキンー



やっぱり嫌いだよな



分かっていた事であっても面と向かって“嫌い”って言われると辛いな…



「でも、理由のある嘘なら良いと思う。人それぞれ抱えてる問題は本人にしか分からないからな」



あぁ
そんな事言うんだね‥



もう嫌われたかと思ったのに…なんで君はそんなに優しいんだろう



昨日より今日
今日より明日‥
もっと君を好きになって辛いよ…



「‥なんで泣くんだよ」


「んーその言葉に胸を撃たれたから?昊の名言だな(笑)格好いい♪」



気づかれちゃダメだ
昊の前では笑わないと…


「やめろ、格好良くない!!当たり前の事を言っただけだ。」



「照れるな照れるな♪」


そのままクラス達が集まるまで色々話してた。



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あきゅろす。
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