†phantom love†
海sideC
海「僕は醜いからですよ。では」
そう答えて、また歩き出そうとすると、
?「ふぅん…
親は?つか君幾つ?男?女?
僕っつってるから男か☆」
またなんか聞いてきた。
海「親はいません。年齢は正しくはわからないんです。男です。では」
?「……ねぇ、私と一緒に、家まで来ないかい?」
海「…すみません、人さらいなら遠慮しておきます。では」
?「違うッッ!違うって
友達になりたいな―と思って。
家まで遊びに来ない?」
海「…………では」
?「ちょ、待って!無視?…それとも聞こえなかった?」
その人は車を少し前進させて、ついてきた。
車を運転しているのは、若い女の子みたいだ。
海「……名前さえ知らない様な人に、ついていくわけありません。」
優「あ………
これは失礼。私は北条 優志と申します。君は?」
海「…海。」
優「じゃあ海君。あ、私のことは優志でいいですよ♪
お友達になりましょう!!♪」
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