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戦線☆Brother
4


「だいたいイライラすんだよね、その標準語使う気あんのかないのか分かんない喋り方。」

「じゃかぁしぃ!!生まれが違うんや!しゃあないやろ!?
そーゆーおまえも、おとちゃんにベタベタベタベタ・・・ウザイっちゅーんねや!!」


あれ、あれあれ?
こいつらここまで仲悪かったか?いや、確かに仲良し☆って感じじゃなかったけど、それでももっとこう・・・良いオーラが・・・


「って!そーじゃなくてッ!!」


何で!どうして!?何故にここにアニィが!!!?

いや、なんとなく分かる!
だってアニィはオレの弟でオレと同じ親が居る訳でつまり!!アニィの親も、あの面白好きな夫婦な訳ですよ!!

と、いうことは・・・


「ア、アニィ?何で転校・・・」

「父さんと母さんがおとちゃんは転校したけどどうするって聞かれたから転校してきた。」


うわっほーい!!やっぱりー!!


「ちなみにおとちゃんに会えたら、その時どんな顔してたか教えてねって言われた。」


チクショー!最初からそれが見たくてオレを騙しやがったな!?
うぅ・・・あんの面白好き夫婦めぇ〜・・・


「おとちゃん・・・」


落ち込むオレの肩にそっと手を置くアニィ。
輝かんばかりの笑顔で見つめてくる。


「これでまた一緒にいれるね?ちゃんとオレが守るからね?」


そう言うと、皆が見てる前で、アニィはオレに、


チュッ


キスをした。しかも唇・・・


周りは叫びまくってて煩い。
アニィとりょんはまた喧嘩。
千鶴は「おとちゃん大丈夫〜?」とか言ってて、

オレは、

灰の様になっていた・・・


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