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戦線☆Brother
7


「あ、おとちゃんの事だったんだー」

「ふーん、こいつが・・・」

「確かに、しのが気に入るのも解るな。」

「は?どこが!?」


銀髪くんの言葉で次々と口を開くハー部の皆様。

あぁ、早く教室に行きたい・・・


「あの、いい加減にしてくれませんか?」


疲れてきたオレに気付いたのかオレを庇う様に前に達ハー部を睨み付けるアニィ。

か、かっこいいじゃないか・・・ちょっとキュンてしたぞ?


「いくらおとちゃんが可愛いからって集団でナンパとか・・・・・・誰の許可を得てやってるんですか?」


とか思ってたらこの勘違いちゃぁぁああんん!!!!
ちょ、マジやめておまえ!お兄ちゃん恥ずかしいから!マジやめて!!


「はっはーん。なるほどなぁ。みんなおとちゃんに気があるっちゅうことなんや・・・」


おっとここにも馬鹿が1人ー!!!!
もうやめてよ、今一番辛いの誰か分かる?オレだよ?


「皆さん、そのくらいにしましょう?もうすぐ授業も始まりますし・・・解散ということで。」


神!!!!
誰、誰が言ったのこれ!?
オレの神様!!

見ると、りょんと一緒に来た・・・えーと・・・そう、凪くんだ!!ありがとう凪くん!!

キラキラとしたオレの視線に気付いたのかこっちを見てにこりと笑う凪くん。なんかちょっと顔が赤い気が・・・気のせいか。


「うっわマジヤバイよジンセンパイ!早く行こーぜ?」


携帯を見て声を大にする銀髪くん。
みんなも時計を見ると焦った表情をする。
こいつら絶対無遅刻無欠席の皆勤賞だろうな・・・


「おい、おまえ。」

「はいッ!!」


いきなり呼ばれて驚いた。
呼んだのはあのジンとかいう先輩。


「今度、オレらの部室に来い。志乃が喜ぶから。」


そう言うと、男らしい笑みを浮かべて去って行った。


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あきゅろす。
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