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戦線☆Brother
4


「ちー、おはよーさん。あいっかわらず、派手な集団やなぁ」


呆然としているオレの横でりょんが千鶴に挨拶の言葉を投げ掛けた。


「おはよ、稜!
まぁ、先輩達美形だからねー」

「アホ。おまえもじゃ!」


りょんが呆れ顔で千鶴にデコピンしている時、ようやく我に返ったオレは千鶴の顔をまじまじと見た。

怖いか?これ怖いか?むしろ癒し担当だろ。ほら今だってなんかマイナスイオンぽいものがこう、フワッと・・・


「やだ〜おとちゃんそんなに見つめないで〜?千鶴照れる〜」


ふと目が合い、へにゃりとした笑顔で冗談を言う千鶴。その姿にさえ癒される。怖いというなら癒され過ぎて怖い!


「おとちゃん、オレの事ならいくらでも見ていいから!だからそいつに惚れたなんて言わないで!」

「いやいやいや!妄想がぶっ飛んじゃってますから!」


涙目でオレに抱きついてくるアニィにおもいっきりツッコミをかませば、ようやく現実世界に帰ってきたオレ。
早速多すぎり疑問を、オレとアニィのやり取りを見てカラカラと笑う千鶴に聞こうとした時・・・


「千鶴?どうした?」


何処からか聞こえてきたハスキーヴォイス・・・


「あ!ジンせんぱーい!」


千鶴がブンブンと手を振った先には人工的だが綺麗な金髪に切れ長な漆黒の瞳をもったカッコいい美形様・・・

その美形様が長い足でずんずんとこちらに近付いて来られます。

そして何故か、その後ろにいた色とりどりの美形様もこちらに・・・


ってか、この綺麗な人達が、


「ハー部?」




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あきゅろす。
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