戦線☆Brother
注意!!ε=┏( ・_・)┛
チュンチュン、チチチチチ・・・
「のどかな日射し、小鳥のさえずり、頬を掠める清々しい風・・・・・・
なのに心は雨模様だぜコンチクショー」
朝から気分急降下な音人です。
昨日望まない再会を果たした所為か、心は今にも吹雪になりそうなくらいの悪天候です。
「はぁ・・・
ここまで憂鬱な朝は初めてかも・・・」
どんよりとした雰囲気を漂わせながらも制服にきちんと着替えるオレ。
伊達に小学校の頃から皆勤賞とってない。
あ、ちなみに昨日から寮生活開始。
部屋の中は玄関入ってすぐにトイレと脱衣場付きの風呂。その奥に行くと、広いロフト付きの部屋があって、下とロフトの上には机とベッドが一つずつと、なかなか快適な造りになっている。
ちなみにオレはロフト方を使ってる。
下のベッドは人が使っている様なのだ。
え?何故推測なのかって?
だって、昨日来てから一度も同室者に会ってないんだもん!
神隠しですかコノヤロー!!
・・・・・・いや、でもヘタにアニィとかと同室になるよりは気楽でいいかもしれない。
まぁ、といっても、
ガチャ・・・
「あ!おはよう、おとちゃん」
アニィは隣の部屋だけど・・・ι
「おまえ・・・ずっとここで待ってたのか?」
呆れ気味に言うと、アニィは嬉しそうに笑いながら頷いて、
「だっておとちゃんと一緒に登校したかったんだもん」
と、言った・・・・・・
きゅん・・・v
うん、なんだかんだ言いながらも、自分の弟がこういう風に言ってくれるのは可愛い。
「しょうがないな」なんて言いながらも内心嬉しくなりながら登校したのだった。
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!