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一喜一憂
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そのあと礼をしてから校長室を出た。すると、久米さんが待っていた。

「…えへへ、久米さん、おかし、もらっちゃいまし…た……」

突然、一瞬意識が飛んで、体が一回転したような感覚に襲われた。ふらついて、さっきもらったお菓子の箱も床に落としてしまう。

でも久米さんが支えてくれた。

「うお、っと…え、みうら、大丈夫?」

久米さんの腕にぶら下がるみたいな体勢だから、胸が苦しくて声が出ない。

大丈夫です気にしないでください

声にならないな〜(笑)なんて思っていると、俺の名前を何度も呼ぶ久米さんと、それをききつけてきた校長先生の声がきこえた。


あれ、今俺、校長先生に心配されてる?


俺は幸せな気持ちで、 死んだ。


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あきゅろす。
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