WJ
君への想い【浮竹×一護】
紗華さまへ捧げます。
【君への思い】
ぐったりと、泥の様に眠る一護を見ながら浮竹は少々反省をした。
今日は求め過ぎた。
浮竹の家に着いた瞬間その場で一護を押し倒し、その後お風呂、そして布団でと執拗に一護を攻め立てた。
久々に会えた恋人とゆったり過ごすのも良いが、一護を目の前にするとそんな余裕はなくなってしまうのだ。
会えない時は毎日技術開発局に行って一護をモニターで見てはいるのだが、やはり映像と本物の一護なら断然本物の方がいいに決まっている。
目の前に、その本物の一護がいる。
嬉しさの余り一護に無理を強いてしまった。
「すまんな、一護…」
一護の前髪をサラリと除けて、顕になった額にチュッとキスを落とす。
そのまま耳、頬、鼻先、顎、首筋と触れるようにキスを落とせば、くすぐったいのか一護が僅かに身を捩った。
「んっ、ぅ〜」
そんな姿も本当に可愛いなと思いながら、最後に鎖骨にキツくキスをした。
それでも一護が起きる気配は全くない。きっと疲れたのだろう。
浮竹の身体にも少しの倦怠感はある。
だが眠気が襲って来ることはない。
一護と共にいる時間を一秒でも一分でも長く目で、耳で、体全体で実感したいという欲求がそうさせるのだろう。
いつから自分はこんな風になってしまったのかと、少し苦笑してしまうがそんな自分も悪くないと思ってしまう。
それほどに浮竹は一護と言う恋人に溺れているのだ。
きっと、一護が現世に帰ったら自分は寝込んでしまうんだろうなと、確信めいた事を考えて。
それでも浮竹は仄かな明かりを消す事なく、一護の寝顔を見つめ続けた。
例え躯が壊れようとも、君だけを見ていたい!
+++++++end++
▼後書
久々の後書きに少々緊張気味の黒野です☆
遅くなりましたが、記念すべき一万hitを踏んでくださった紗華さまに捧げます!!
こんなに遅くなって本当に申し訳ありませんでしたっ!(ジャンピング土下座)
リクエストは浮一で甘々だったはずが…。
浮竹⇒一護みたいになってしまった…!!(最悪だな)
こんなもので良ければ受け取ってくださいまし!
でわ!(逃)
2006/8/28
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