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甘めの夜【浮竹×一護】
そろそろ寝ようとした時、人の気配を感じ目を向ければ愛し子が立っていた。
「一護?」
どうしたんだと問えば、ただ会いたかったんだ、と嬉しい返事が返って来た。
体を起こしポフポフと頭を撫でれば、へにゃ、と笑ってくれる。
いつも眉間に皺を寄せているのだが、俺の前では安心してくれているのかよく笑顔を見せてくれる。
それがとても嬉しい。
「くしっ!」
「大丈夫かっ?」
「ん、大丈夫です。」
寝間着のままだから肌寒いのだろう。
「わっ!浮竹さん!?」
ひょいっと一護を抱き上げると一緒に布団に入った。
あわあわと慌てる一護は本当に可愛い。
「俺、戻ります!」
「そんなこと言うな。」
もっと一緒にいたいんだ。
「でも、狭くなるし…」
戻ります、と言葉では言っているが首に回された手がそうは言っていない。
「一緒に寝ると寒くないだろ?」
「俺は湯たんぽですか?」
「あぁ、いいだろ?」
そう言うと猫のように擦り寄って来た。
どうやら、了承は取れたようだ。
「あったかぁ…。」
へにゃり、と笑う一護につられ口角が上がるのが分かる。
「十四朗さん、おやすみなさい」
「あぁ、おやすみ。一護。」
今日は良い夢が見れそうだ。
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end
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special
thanks!!
1萬打!!
2006/3/28
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