WJ
消毒【ギン×一護】
3番隊の溜りに溜った書類を手伝っている最中。
「っ!」
「どないしたん?一護ちゃん」
「指切った。」
ヒラと手を上げると中指にうっすらと赤い線が。
「そらあかんわ!!手貸してみ。」
一護の手を掴み自分の方に引き寄せると、ペロ。
指の先を舐める。
「ちょっ!ギンッ!!」
「消毒や。」
パクリ。
指を含み、先端をチロチロと舐める。
チュウと吸い上げると一護の体がビクッと揺れる。
「っ!」
指の付け根まで深く咥えると、指全体を舌で締め付ける。
「んっ!」
そのまま甘噛みしながらゆっくり、先端に。
フ…と顔を上げると一護と目が合う。
「ッ!!」
見せつけるように唾液でテラテラと光る指を根元から舐め上げる。
最後におまけのように傷口をペロと舐める。
「はい、消毒終わったで。」
パッと手を放す。
「一護ちゃん顔赤いで?やらしいわ〜。」
「うっさい!!!!」
顔を真っ赤にしてプイッとそっぽを向く。
「一護ちゃん。もぉ今日は帰ろか?」
しばらくして無言でコクンと頷いた一護に軽くキスを送り、ヒョイっと抱え上げる。
キュッと首に手を回す一護に優しく笑いかける。
「ほな、後は頼んだで。イヅル。」
「…はい。」
最初から見ていたイヅルは顔を真っ赤にして頷き、出て行く2人を見送った。
「って、無理ですよぉ!!!」
イヅルの絶叫と、高く積まれた書類が残った。
---END---
2005/12/31
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