おかしなぼくら(死帳。中途半端
「いい？ いまからふたりはミサの家来ね」
「……家来…」
「…ミサさん、せめて使用人とか言いましょう」
「下僕でもいいけど」
「……家来で結構です」
「勝負してたのは竜崎とミサだろう。なんで僕までこんな」
「だって二人は今のところ一蓮托生なんでしょ？」
「いや、この手錠と鎖は竜崎が」
「はい、一蓮托生です」
「……！」
「だから、竜崎さんの負けはライトの負け」
「……!!」
「まあ、そういうことです、月くん」
「(納得出来るか…！)」
「んーと、じゃあ、家来には何をして貰おっかなー」
「まるで王様ゲームですね」
「(何を言い出すんだ)」
「ふふ、ミサが王様ね」
「女王様ですね。ＳＭごっこでもしますか」
「やだよ。するならライトとだけするもん」
「そうですか」
「(なんなんだこの二人は…)」
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