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死帳 07計算狂い
「尋常じゃありません」
「普通だよ」
「壊れた機械のようですね」
「普通だよ」
「間違えた事は?」
「一度も」
「読み違えた事は?」
「あったとしても、いくらでも修正がきく」
「やっぱり機械です。しかも壊れている」
白い指先、薄い目の、
計算狂いのお人形。
「そんな僕が好きだろう?」
「言いますね」
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