語り語り
語り語り【7】
エナ『ちゃうやん。』
マソン「はい?」
『一体何よ。前回と前々回の語りは…。ハードル上げすぎにもほどがあるでしょ?これ、私が二度と語りが出来ない状態になるか、怪異かなんかに取り憑かれちゃってる流れでしょ。』
「いやぁ、ちょっと不穏な感じを出して、物語に緩急をつけてみようかな、と。」
『物語て…。この語り、ほぼノンフィクションでしょ?緩急つける必要あんの?てゆーか、あんたの一人称、「僕」じゃねーだろ。』
「むきゅっ。」
『うぜぇアヒル口すんなや!!!!』
「…えぐっ、えぐっ…だっで…たまには…変わった事したほうがいいかなって…。」
『私の涙で語りが始まるとか言いながら、アンタが泣いちゃってるじゃん…。とりあえず、私に起こった出来事を語るんでしょ?』
「うん。でも、文字数も既にそこそこ使っちゃったし、次回の語りで…。」
『私のちょっとした話なんだから、そんな引っ張らないでよ…。』
〜〜〜語り終わり〜〜〜
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