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文芸部の日常 〜オープンハイスクール一ヶ月前〜
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 少ない部員数。
 学校全体における低認知度。
 マイナー傾向。
 廃部危機。
 葉賀ノ鞠菱高等学校文芸部は、現在そのような不安材料を抱えている。
 なれど、当の本人たちは、まったく気にしている様子でもない(とは言い切れない者もいるが)。
 毎週火曜日と木曜日には、決まって部室の扉は開かれるのだ。


 さあ、普通教室棟の最上階、一年三組の教室と階段に挟まれた、小さな教室の扉を開けてみよう。遠慮はいらない。
 文芸部は、いつでもあなたの入部を待っている。


 あるいは、軽く遊びに来るも良し。部員と親しくなるも良し。イタズラをするのでなければ、来訪目的は何でも、オールオッケーだ。




「部員一同、お待ちしていま〜す!」


(完)

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あきゅろす。
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