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暗陰歌集、時折明陽(『暗陰残歌』含む)
捌拾壱〜玖拾
捌拾壱「しろかみも」
白髪も萌えの一要素 ならば問ふ 翁嫗は皆萌えなるか


捌拾弐「ともなんど」
友なんどいらぬと 言ひ切る強さある 左様な者になるべきなのか


捌拾参「やすむしやが」
休む社があらば 生まるる社もありて 栄枯盛衰甚だしきこと


捌拾肆「りいうなく」
理由なく我が間に入られ 風邪をひく うつされしこと恨みに思ふ


捌拾伍「うるはしや」
麗しや 黄金の御髪碧き眼に 白き肌持つ 美男子我ぞ


捌拾陸「わがじんせい」
我が人生握るまことの人物は 我か はたまた他し者らか


捌拾漆「めはいたく」
眼は痛く 疲れも増して眠りたし 其れを許さぬ提出日前


捌拾捌「をんぷうに」
温風に溶けるはチョコも同じこと 人もまた溶け 尻は上がらず


捌拾玖「おちこみて」
落ち込みて 励まされて また落ち込みて まこと浮かぶはいつのことやら


玖拾「ものがたり」
物語 終はれば安堵するものの どこか寂しき風情あるかな

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