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あいうえおと君と〜サイト1周年ver〜
あいうえおと君と
〜サイト1周年ver〜
「サイト1周年の挨拶の為に召喚された悲劇の王子こと内沼葛です」
「同じく乃凪範尚です。…って、悲劇と言う割に全く悲しそうに見えないんだが。しかも王子って、何王子だよ」
「え、こめかみ王子?」
「イントネーションで答えるな?!お前のこめかみは至って普通のこめかみだろうが!」
「もー、1人で盛り上がらないでよ、ノリちゃん。ちゃんと挨拶できないじゃん」
「内沼このやろー…!あー、えと、いつも“夏風の軌跡”へと足を運んでくださり有難うございます。心優しい訪問者様方のおかげで、この度、当サイトは無事に1周年を迎えることができました」
「そういう訳で俺とノリちゃんがあいうえお作文を作ってみんなにお礼しちゃうね」
「いや、そんな話は初耳なんだが」
「うん、今俺が決めた」
「お前フリーダム過ぎるだろ?!しかもまたあいうえお作文…」
「お題は“夏風”の4文字、思う存分サイトのPRしてねvだってさ」
「何だよ、その指示」
「知らない。天の声?」
「……いやいや、電波飛ばすのは白原一人で十分だから」
「ちょっと、あの腹黒眼鏡と一緒にしないでよ!!……そんなに髪の毛むしられたい?」
「あぁ、確か最初は“な”だったよなぁー…」
「えー、なんかもう面倒だし、“中身のない文章ばかり”とかでいいんじゃない?」
「お前が言いだした企画だろうが!しかも全くPRになってないし!!」
「じゃあノリちゃん他にいい案あるの?」
「え?あ、いや…」
「もー、ないなら文句言わないでよね。はい、次」
「内沼お前、最近沢登みたいになってきたよな」
「変なこと言わないでよキショく悪い!!」
「わはははは、僕を呼んだっかーい?」
「呼んでないよバカッ!」
「沢登、お前はまたそんなところから突拍子もなく…」
「ふむ、君たちはやや細かい事を気にしすぎる種があるようだね」
「沢登が気にしなさすぎなんだよ!!」
「落ち着け内沼、こいつにツッコミを入れるだけ時間と体力の無駄だ」
「という事で少しリラックスするといいよ、ヌイくん」
「原因はお前だよ!!」
「……内沼と俺のポジションが入れ替わらないうちに次いくぞ」
「随分と打算的な進め方だね、ナイくん」
「俺からツッコミを取ったら何も残らん」
「大丈夫、ノリちゃんには誰にも負けないほどの薄さがあるじゃん」
「そうさ、稀薄さも立派なアイデンティティーだよ」
「お前らまとめてはげてしまえ」
「気を取り直して、次にいこうではないか!」
「それを沢登が言わないでよね」
「お前も大して人の事は言えた立場じゃないだろうが」
「ふむ、ここは“つまらないものですが、”“可愛い素麺のお歳暮有難うございます”なんてのはどうだい?」
「もはやサイト関係ないじゃん!!」
「しかも可愛い素麺って何だよ、可愛い素麺って…!」
「2回言ったね、ナイくん」
「何それ、ノリちゃん、自分はツッコミ出来る子だってアピール?」
「今それに焦点をあてる場面じゃないだろうが…!!しかも内沼、お前はどっちポジションなんだよ?!」
「え、俺は俺の味方しかしないけど?」
「……うん、お前ってそういうやつだよな」
「わはは、ナイくんは将来カカア天下になりそうだね」
「大丈夫、こんなにも理不尽な嫁は死んでももらわん」
「ノリちゃんのケダモノッ、俺のことそういうふうに見てたのね…!!」
「あほかっ、キショく悪いわ!!」
「さぁ、残すは夏風の“ぜ”だけだよ!」
「え、何、“つ”と“か”はさっきので決まりなわけ…?」
「あぁもう何でもいいから早くこの空間から解放してください」
「ついに懇願にでたね、ナイくん」
「その言い方なんか俺たちが悪いみたいじゃない?」
「9割以上はお前と沢登のせいだろうが」
「ノリちゃん、素直じゃない男はむしられるよ…?」
「すべておれのせいデス」
「ふむ、何だかヌイくんから黒いオーラが見えるね」
「オーラなんて見える訳ないじゃん」
「それがだね、実は、ブラックスワンを極めたものには特別見えるのだよッ!!」
「何訳わかんないこと言いだすんだよこの変態」
「む、信じていないねヌイくん?それなら今から僕がオーラについての講義を…」
「しなくていいからな。そんなことより最後の文章を…」
「俺もう作ったよ?」
「出来てたなら最初から言えよ内沼…!!」
「ふむ、では聞こうではないか」
「夏風の“ぜ”は、“全力でノリちゃんをいじってるサイトです☆”」
「わぁ、殴りたくなるくらいいい笑顔」
「腕を上げたね、ヌイくん。どれ、お祝いに僕が一舞…」
「有り難迷惑甚だしいよ」
「お忙しい中、くだらない会話に付き合ってくださった皆様には感謝してもしたりないぐらいです」
「おや、ナイくんが気付かぬ間にまとめモードに切り替わってるね」
「きっと図星すぎてツッコミ入れられなかったんだよ、ほら、ノリちゃんっていじられ幽鬼だし」
「幽鬼言うな!!あぁ、もう最後は沢登、お前が締めろよ、仮にも風紀委員長なんだろ…!」
「わはは、では最後にどうしても言っておきたい一言があるのだが」
「くだらないコトだったら殴るよ?」
「ヌイくん、君、今日は本当に黒いね」
「あー、どうでもいいから早く締めてくれないか」
「全く、ナイくんはせっかちだね。仕方ない、では最後に一言…」
「可愛い素麺とは色つき素麺のことだよ」
「まだそのネタ引っ張るのか?!大体、どうして最後の最…」
「みんな1周年有難うね、チャオ☆」
「最後までツッコミ入れさせろよ!?」
END
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