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ガタッ!


俺は椅子が倒れるのもお構い無しに、立ち上がった。

因縁付け太郎1〜6(要が付けた)は、俺が立ち上がるとは思って無かったらしくびっくりしてる。

と言うより、教室中がびっくりして、シーンとなってる。


「な、なん「ねぇ…」


やっとのことで現実に戻った因縁付け太郎1の言葉を遮り、俺は言ってやった。


「ウザイんだけど」


俺は邪魔だったカツラと眼鏡を取った。

教室中が俺をガン見していたが、まぁ良く分かんなかったからスルーした。

俺は一番近くにいた因縁付け太郎3の襟首を掴み、


「謝って」


と言った。

因縁付け太郎3は未だ現状が掴めてないらしく、


「すい、ま…せん」


と途切れ途切れに言った。

俺はまぁ満足したから、因縁付け太郎3を離してやり、ニャリと笑った。


「じゃあ」


と荷物を取り、教室を後にした。




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