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Side:要


エレベーターの直ぐそこに、先生の言った通り1105室はあった。

エレベーターの近くだからいろいろ楽だな。

ラッキー!

さてさて…

ピンポンすべきか?

でも俺の部屋にもなる訳だし…

いっか!

と、簡単に答えを出したことに後悔するのはその直ぐ後だった。

カードを…ここにスライドすればいいのかな?


ピー

ガチャッ


おぉ〜!

スゲースゲー!

さてと。

さっさと入るか。


ガチャ


「お邪魔しまーす…は可笑しいか」


なんて言いながら入った玄関は、やはり無駄に広かった。


ガタッ…


「ん?」


要が靴を脱いでいる時、玄関を入って直ぐ目の前にあるドアの方から物音が聞こえた。

同室者?

でも今の時間は学校だろ?

サボリか?

そう言えば、先生が『気をつけろよ』みたいなこと言ってたなぁ…

もしかして、同室者が不良だからとか?

あ、でも風邪で休みだったとかもあるし…

もしかして侵入者…?

でも麗ちゃんの学校だから、セキュリティーは万全だろうしなぁ…

ん〜…

ま、行ってみれば分かるっしょ。

と、そのドアに近づくと…


「ァッ…!」


……へ…?


ギシッ…


「アッ!…ん…」


………

ナンですとぉぉお!?//

ナニこの甘い声!?

てか…

絶対アレでしょっ…!!(焦)

今学校だよね?!

サボってナニしちゃってる訳!?

いや、ナニだけど…//

じゃなくて…!!

俺入れないじゃん!!


「あぁぁぁあ!!」


ビクッ!!


どどどどうしようっ!(泣)


「ハスノくっ…!」


ちょっ…!!

もう聞くに耐えられないんだけど!!




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あきゅろす。
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