■ 「それは…」 つまりさ… 「お前達にも近づくなってことか?」 「それは…」 「大丈夫だよ」 「…え?」 俺は皆に笑って見せた。 「俺そんな脅しに負けたりしないし」 虐めとか慣れすぎたし。 「喧嘩だって強いし」 「「どこが?」」 「そこ!間髪入れずに突っ込むな!こう見えても俺、族の元総長だし」 ちょっと威張ってみる。 まぁ威張れるもんでもないけど… 「「「はぁ!?!?」」」 「……!?」 何気に充も驚いてるよ… 「別に驚かなくてもいいじゃん。別に総長の1人や2人、そこらへんに…」 「「居ねーよ!!」」 君ら2人は、ツッコミの頂点を極められるよ… 「「じゃあ言ってみろよ!!」」 「ナニを?」 「「何処の総長だったかを!!」」 「えぇ〜。知ってるかな…。『Dice』って言うんだけど…」 「…だ…ぃす…」 「「ウソだろ…」」 「知ってんの?」 「知ってるもなにも…」 「イキナリ現れ、半年で関東で1位になり」 「売られた喧嘩は即買収。負け無しの『Dice』って言ったら…」 「「知らないやつは居ないよ」」 「へぇ〜。そんな有名だったんだ」 [*前]≡⊂(´∀`⊂)(⊃´∀`)⊃≡[次#] [戻る] |