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「生徒会がランダムにグループを決めるそうです。まぁ泊まり掛けですので、いろいろトラブルも考えて調整はするようですよ」


くじ引きとさほど変わんないけど…

まぁこっちの方が安全かな…?

皆は生徒会が決めるなら…とあっさり任している。

相変わらずだな…


「あぁそれと…」


ガシャッ!!


……がしゃ?

いきなりの音に皆一斉に音がした方を向く。

音は扉を勢い良く開いた音らしい。

そしてそこには見覚えのある顔が…


「「「キャーーーーーーー!!」」」


クラスメートの悲鳴を一身に受ける彼。

平均より低い背。

(オレよりは高いけど…)

オレンジの長い髪と眼。

何より可愛らしその顔。


「レン!!」


彼はその可愛らし顔を鬼の様に変え、周りには目もくれず、誰かに向かって突進して来た。

その形相があまりにも恐く、クラスメートは一気に静まりかえった。

そして彼は…


バンッ!!


「レン!!今度と言う今度は許さねーからな!!」


と智樺の机を叩いた。


「シンさん…」


彼、シンこと神林 よつば(カンバヤシ ヨツバ)は、何を隠そう…

Diceの副総長である!


「昨日集まれって言ったよな…?」


ぇぇえ!?

智樺昨日は何もないって言ってたじゃんか!!

てか…!!

なんでしーちゃん(あだ名)が居るんだ…!!


「よつばさん。今日は忙しいんですから早く行きますよ」


凛とした声。

開かれたまんまの扉を見れば、またもや見覚えのある顔が2つ…


「奈榎!龍!お前等も遅い!!」

「よつばが速いだけじゃん…」


東堂 奈榎(トウドウ ナカ)に松田 龍(マツダ リュウ)。

彼等はDiceの幹部。

なっちゃん(あだ名)やりゅー(くどいがあだ名!)までいんだよ!?

てか…

せ、勢ぞろいじゃないかっ!!

意味が分からず智樺を見ると…

うっわー…

めっちゃ仏頂面だ…




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あきゅろす。
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