◆ ━━━━━━━━ Side:修二 俺は朝が苦手だ。 しかし社会人がそんなこと言ってる訳にはいかず、頑張って起きて朝早す・ぎ・る時間にある職朝に出席している。 が、やっぱり眠いもんは仕方ないから、SHR始まりのチャイムが鳴るまで、いつも会議室の隣の職員室で寝ている。 睡眠は大事だからな。(寝すぎ) 誰も起こしはしないし、最早日課になりつつある。 が、今日は気持ち良く寝ていたのに、誰かが起こそうと揺すってきた。 くそ… ダレだよ…(怒) とそいつの腕を引っ張って顔を見てみれば… 「藍沢かよ…」 転入生であった。 まぁもう少し寝ようと思い、もう一度寝る体勢に入ろうとしたら… キーンコーンカーンコーン とチャイムが鳴ってしまったので、しかたなく起きることにした。 なんか項垂れている藍沢に、 「行くぞ」 と言ってから廊下に出たら、慌てた様子で藍沢も出て来た。 暫く教室への道を歩きながら、藍沢を観察してみると… 見た目はそんままオタクだけど、身長差の為見えた目はまつ毛が長く、見た目程悪くは無い様に見えた。 つーか、今時この眼鏡はあり得ないよな(笑) 伊達…とか? てか、理事長直々に案内を任されたり… (まぁ儲けたけど(え)) あの副会長が自分から案内役を勝手出たり… 謎が多い奴だなぁ… まぁそれだけ… 楽しい事が起こりそうだけどね。 ニヤリ 先ずは眼鏡から…だな。 「藍沢はさ…」 「へ…あ、何ですか?」 「何で伊達なの?」 「……へ?」 おうおう、焦ってる焦ってる(笑) つーことは伊達決定! 「な、何のことですか…?」 今頃遅いぜ(笑) 「眼鏡のこと」 にっこりと言ってやると、しかめっ面になってきた。 [*前]≡⊂(´∀`⊂)(⊃´∀`)⊃≡[次#] [戻る] |