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Side:修二


俺は朝が苦手だ。

しかし社会人がそんなこと言ってる訳にはいかず、頑張って起きて朝早す・ぎ・る時間にある職朝に出席している。

が、やっぱり眠いもんは仕方ないから、SHR始まりのチャイムが鳴るまで、いつも会議室の隣の職員室で寝ている。

睡眠は大事だからな。(寝すぎ)

誰も起こしはしないし、最早日課になりつつある。

が、今日は気持ち良く寝ていたのに、誰かが起こそうと揺すってきた。


くそ…

ダレだよ…(怒)


とそいつの腕を引っ張って顔を見てみれば…


「藍沢かよ…」


転入生であった。

まぁもう少し寝ようと思い、もう一度寝る体勢に入ろうとしたら…


キーンコーンカーンコーン


とチャイムが鳴ってしまったので、しかたなく起きることにした。

なんか項垂れている藍沢に、


「行くぞ」


と言ってから廊下に出たら、慌てた様子で藍沢も出て来た。


暫く教室への道を歩きながら、藍沢を観察してみると…

見た目はそんままオタクだけど、身長差の為見えた目はまつ毛が長く、見た目程悪くは無い様に見えた。

つーか、今時この眼鏡はあり得ないよな(笑)

伊達…とか?

てか、理事長直々に案内を任されたり…

(まぁ儲けたけど(え))

あの副会長が自分から案内役を勝手出たり…

謎が多い奴だなぁ…

まぁそれだけ…

楽しい事が起こりそうだけどね。


ニヤリ


先ずは眼鏡から…だな。


「藍沢はさ…」

「へ…あ、何ですか?」

「何で伊達なの?」

「……へ?」


おうおう、焦ってる焦ってる(笑)

つーことは伊達決定!


「な、何のことですか…?」


今頃遅いぜ(笑)


「眼鏡のこと」


にっこりと言ってやると、しかめっ面になってきた。




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あきゅろす。
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