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ショートストーリー
ミロのひとりごと
カミュとはだいたいいつも離れていたので常に一緒にいなくても全然平気だ


・・・・と思う。

そう思えるくらいには大人になったのだと思う。
カミュに「ミロ、クールになれ」なんて言われたら、もうたちうちできない領域じゃないか。

カミュは実際、情が深いので流されないようクールにと言い聞かせているに他ならない。弟子に対する態度も端から見ていて暑苦しいと思うのだが。。。。自分ではクールにしているつもりらしい。

幼なじみだからか遠慮がなく、喜怒哀楽はたいして隠さないくせに愛情表現となると乏しいのはどういう仕様なのか。イヤがらないだけよしとするべきなのか。
永年の課題だ。

そして季節が変わるごと、イベントがあると言ってはシベリアに滞在する恋人を追いかけている。
春になったから早く戻ってこいよ、カミュ。




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あきゅろす。
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