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風呂話A
『〜謙也、財前、金ちゃん編〜』



「わー!でっかいお風呂やぁー!うひゃー!」

「コラ!金ちゃん、飛び込んだらアk「−バシャーン!」

「もう飛び込みましたよ。」

「なんちゅう野生児や…!」

「うははは!気持ちえーなー!」

「おい、バシャバシャすなや。お湯減るやろ。」

「光も泳いだらええやん。気持えーで!」

「昼間海で散々泳いだやろ。まだ泳ぎ足りひんのか。」

「ちょ、金ちゃん!鼻にお湯入…っ、げほっごほっ!」

「はぁ…風呂ぐらいゆっくり入らせぇや…」

「光はノリ悪いなぁ。」

「ここになまえさんでもおればテンション上がるけどな。」

「財前、お前なぁ。」

「ほな、わいがなまえ呼んだるで!」

「は!?」



「なまえー!一緒に風呂入ろうでー!」



「バッ、金ちゃん何言うとるんや!なまえに聞こえたら…」



−…ズダダダ!



「聞こえたみたいやな。」

「ええ!ちょ、ええ!?」

「なまえー、光が一緒に風呂入りたいってぇ!」

「なっ、アホ遠山!何言うとんねん!」

「えー?だって光がそう言うたんやん。」

「本人に言うなや!」

「どど、どうすんねん!」



−バンッ!



「キャー!」


「んな!」

「あ、なまえ来たー!一緒に入っ…」






だが断る!

(なな、何で入って来たんやー!)

(は、はよ出てって下さいよ!)

(あんた達が呼んだんでしょ。)

(せやかて普通は来んやろ!来ても脱衣所で止まるやろ!)

(ふ…私をそこら辺の恥じらう女子と一緒にしないことね!)

(何どや顔してんねん!いいから、はよ出ていけ!)

(えー、なまえと入りたかった〜。)

((アホか!))






甘菜です。
「キャー!」と叫んでるのは謙也です。
風呂回なのでヒロインは出さない(出せない)はずだったんですけど、出さないとただの下ネタ回になりそうだったので急遽出しました。

男子達(主に財前。というか財前のみ)が妄想で暴走したらいけないので笑
思春期男子は想像豊かですから、財前の妄想に謙也が鼻血を出して大変な事に…

財前は大口叩きながらも、いざそーゆー場面になると弱いと思います。
ヒロインが入って来た時一番慌ててすぐに首までお湯に浸かったに違いないw

金ちゃんは何事にも動じません。野生児ですから。サービス精神旺盛!←
あまり充実した風呂回にならずにすみません。お色気シーン入れるべきだったか…

続いて第五話も自分が担当しますので、お付き合い宜しくお願いします!



2010/9/4*甘菜


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