★人肌恋しい季節(複数)
「ふぁーっ!さっみぃマジで!早くテニスして身体温めてぇ…」
−ガチャッ
「ちぃーっす。……て、先輩達まだ来てねぇ。」
「あ・か・や・くんっ。 −ピタ」
「っっつ!?!?つ、つめてぇえええ!!!」
「はぁ…温かい〜。幸せ!」
「な、なまえせんぱ…っ!は、離っ!」
「やっぱり子供は体温高くて良いわねぇ。私なんか最近冷え症に困ってて手先が冷たいのよ。」
「つつっ冷たいってレベルじゃないっすよ!氷じゃないっすかぁああ!」
「どうせなら赤也湯たんぽに全身温めてもらおう!えーい! −ズボッ!」
「ぎゃああああ!」
「−バンッ! どうした!?」
「なになに、殺人事件!?」
「真田副部長…っ、幸村ぶちょ…っ!た、たす…ぎゃああああ!横腹触るなぁああ!」
「な、何事だこれは!」
「あっははは!ちょっ、赤也の足が四本あるんだけど!」
「なまえ先輩が中に入ってんすよ!引きずり出して下さいよぉ!この人氷みたいに冷たいんすから!」
「なまえ!お前は一体、何をしとるんだ!」
「赤也温かいんだよー。だから温めてもらってんの。」
「年頃の女子が男子の生肌を触るとは…っ!何を考えとるか!」
「俺も冷え症だし面白そうだから混ぜてもらおっと! −ズボッ!」
「ちょっ!何してんすかアンタぁああ!」
体温奪われ…って服が伸びるぅううう!
(ちぃーっす……って何だあれ。なんて生き物?)
(赤也を湯たんぽ代わりにして後ろになまえ、前に精市が潜り込んでいるらしい。)
(赤也の足が六本あんだけど…俺、写メっとこ。)
(ああ、俺にも送ってくれ。今日の夕飯でのネタにしよう。)
(丸井先輩!柳先輩!談笑してねぇでこの人達どーにかして下さいよぉおお!いぎゃー!冷たいから触んなぁあああ!)
10月だというのにあまりにも寒い結果がコレだよ。
赤也の生肌…(*´ii`)ダラー
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