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★海に行ったら(木甲平)



「全く…部活をサボって海に行くなんていい度胸ですね、貴方達は。」

「裕次郎がどうしても!って駄々こねてよお。わんは永四郎に怒られるって言ったんばあよ。」

「凛ひでーさ!誘ったの凛だろ!」

「どちらにせよ誘いに乗ったのなら同罪ですよ。今から砂浜ランニング往復200回いってらっしゃい。」

「200!?つーか、もう放課後さ!」

「部活サボったのは誰ですか?見付けた上で見逃すとでも思いましたか。ちなみに終えるまで見張っときますから逃げられる等と思わないように。」

「「永四郎の鬼ー!」」

「口より足を動かしなさい。はい、スタート!」

「「ひー!」」



「あらら…二人とも大変だ。」

「呑気に言ってますけど貴方が今日サボった分の仕事は明日に加算されてますから、明日は休む暇もなく働くと考えとくんですね。」

「…はい、すみませんでした。ぐす…」

「泣いたって手伝いませんからね。」

「そんな追い打ちかけなくても…」

「全く試合も近いと言うのに貴方達は自覚が…って、」





誰が海で泳げと言いましたかー!

(違うさ!泳いでないって!)

(そーそー。海ん中走った方が筋力上がるしな!)

(そうですか。なら海中ランニングも往復100追加しておきましょうね。)

(変更じゃくて増えた!?)

(ほらあ!裕次郎が海に入りたいって言うからやっさー!)

(だから人のせいにすんなって!)

(いいから走りなさい!)

(二人とも学習しないな…)






部活が終わるまでに帰ったら良かったけど、見付かってしまうなんて考えは遊びに夢中な彼等にはあるはずがなく。永四郎も部活に来なかった彼等を探さないはずもなく……アホな比嘉3-2が好きです

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あきゅろす。
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