◯レッツ☆スタディ(甲斐)
「…裕次郎君〜!」
「おお、はいさいなまえ。」
「偶然だね〜。どっかに遊びに行く途中?」
「んや、宿題やってたら集中力切れたから気分転換。」
「あ、私と一緒だ!宿題全然進まないんだよね〜。夏休み始めにやればいいんだろうけど、やっぱり遊びが先行しちゃうんだよね。」
「分かる分かる。わんも中々宿題に手付けなくて遊んでたらかーちゃんに怒られたさ。やしが、宿題がいっぱいあってどうも上手く進まないんよなぁ。」
「じゃあ、一緒に宿題しない?」
「え?」
「そうしたらさ、苦手な科目の教え合いっこできるから効率良く出来ると思わない?」
「確かに…(これなまえと二人きりでって事か!?)」
「どこでやろうか?図書館とか。」
「いや!わ、わんの家でやろう!図書館だと人がいっぱいで気が散るし…な!」
「うん。じゃあ、裕次郎君家でやろっか。あと、他のテ二s「よし!明日わんの家に昼集合な!じゃあ、また明日〜!」
「あ、裕次郎君!」
「ぜーったい!宿題の邪魔すんなよ!菓子とかわんが用意するから!」
「はいはい。」
「な、何ニヤニヤしてるさ!」
「あ、ほら裕次郎。今、チャイム鳴ったわよ。」
「わんが出る!」
「は、はーい!」
『裕次郎君?なまえです。』
「(お、落ち着け…部屋は片付けたし、見られちゃいけない物は隠したし…って別にそんな物はないって!)…よし……い、今開ける!」
『はーい。』
「−ガチャ…い、いらっしゃ「「「お邪魔しまーす!」」」
「!?」
わったーも一緒に宿題やりに来たさ!
(は、はぁ!?凛、知念…何で皆がいんだよ!)
(私もいますよ。)
(げっ、永四郎…)
(私が呼んだの。皆がいた方がもっと苦手科目を教え合えて早く宿題終わるでしょ?)
(…わんはなまえと二人で宿題したかったのに…!)
(ん?何ですか甲斐君。分からない所があれば私が教えてあげますよ。手取り足取りゴーヤー取りね。)
(じ、自分で出来るから!(こんなはずじゃなかったさぁああ!))
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