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巻戻の僕

気持ち悪い。
何も考えられないくらい気分が悪くなった。

クラウドは日々の疲れや緊張が溜まり、だがそれが発散出来ずにいた。
今は周りの視線なんて気にならない程、自分の中で一杯一杯になり、ほぼ壁伝いになりながらも何とか部屋の前に着いた。
だがとんでもないことに気付くと、青白い顔色を更に悪化させた。

「カードキー、忘れた……」

クラウドはそのままへなへなと座り込むと、壁に凭れながら立てた膝に額を乗せた。

[*ーBack]

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あきゅろす。
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