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涕泣のグランギニョル
死神の劇場−終焉−
カシャンッ・・・
静けさに包まれた劇場で,堕落した凶音だけが鳴り響いた
観客は驚きで舞台上に釘付けになり,
道化師は颯爽と幕を閉じ始めた
そして傀儡は・・・
奈落の底で横たわり,混乱に陥っていた
−どうして・・なんで・・・!どういうこと・・・?−
・・・傀儡の運命(さだめ)は操られること・・・
糸がなけば生動することはできない
生きることは・・・できないのだ・・・・・・
そして使えないものは唾棄として蹂躙される・・・
杭に刺され,燃え盛る炎の中,
最期まで涕泣し続けた傀儡・・・
それが・・・
『涕泣のグランギニョル』物語・・・
貴方ハ縛ラレル運命?
ソレトモ・・・
こ、こんな終わりでいいのでしょうか(汗)
納得がいかない(涙)
<<酔
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