Main詩
契り遊戯(あそび)
さぁ、
始めようぞ
禁断の遊戯(あそび)を。
弱者は強者の踵を砕き、
強者は弱者の頭を砕くであろう。
これが始まりの合図。
契りを交わし合い、
契約を結びつける。
追い求め、
請い求め、
狂い求めて
勝者は罪悪を、
傷者は罪過を
纏わせる。
死して尚、罪悪を背負うか・・・
生(せ)した故、罪過を担うか・・・
選ばざれし者、どちらにせよ罪をお負うぞ。
助けることなど出来はしない。
否、
出来るわけがなかろうぞ。
これは“ただの”遊戯。
助ける必要など、ありはしない。
この遊戯、喩え訛偽(かぎ)を持ちても逃れることはできぬ。
今でも幾千夜(いくちよ)過ぎても遊(すさ)ぶこの國。
この契約破れば寂滅命じ・・・
そのまま目醒めることは・・・
寂滅の内(なか)、嘆きに嘆け、手弱女(たおやめ)のように・・・
永久に…永遠に…永劫に…
pledge.oath.swear-誓い.誓い.誓う-
に…永劫に…
pledge.oath.swear-誓い.誓い.誓う-
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