秘密 僕には秘密がある… 大切な人には言えない秘密。 一角、君は僕の秘密を知ったら僕を軽蔑するだろうか? 「咲き狂え『瑠璃色孔雀』」 言い放つと、僕の斬魄刀が嬉しそうに姿を表し、目の前の敵に絡み付く。 「ぐあぁぁぁぁっ!」 花が咲き、敵が醜く倒れ込むと、僕は一息ついた。 君の傍にいたくて、十一番隊に入った。 喧嘩が好きなのは本当。 でも、僕の刀は直接攻撃系のモノではない… 「他の誰よりも、一角にだけは嫌われたくない…」 僕は弱い…嫌われるのがこんなにも怖いのだから。 「こんな雑魚相手にしか解放してやれなくて、ごめん。」 自分の斬魄刀に語りかける。 でも、十一番隊の人達に…いや、一角に嫌われるくらいなら、死んだ方がマシだ。 たまには、ちゃんと解放してやりたくて… 一人でコッソリ戦いに出掛ける。 …雑魚しかいないんだケド… . →# |