強がりの脆さ
そう
それはさっきの事だった。
「ティエリア!!」
金属が掠れる音
そして
デュナメスが刺された。
「ロック、オン……僕を……庇って……」
目の前で何が起きたか、頭が処理できない
いや、処理したくない
「キュリオス、エクシアはヴァーチェ、デュナメスを連れて帰艦して!!」
スメラギ・李・ノリエガの通信。
一体、何が起きたんだ……
何故、デュナメスはああなった?
「ロックオン………」
◇強がりの脆さ◇
数時間前、デュナメスがエクシアにより帰艦した。直ぐさまロックオンは運ばれた。
アレルヤ達もついて行ったが、私はそのまま自室に向かった。
だって、見れない。
私のせいで……ロックオンは………
その言葉しか出てこなかった。
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