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銀色の空に
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それからゆっくり階段を登り、教室の扉を開けた。


そして開けた瞬間これだ





「八神と付き合ってるの!!?」



入った瞬間の第一声、それかよ楓。




『あれ、冗談だよ。兄貴がうざいから。』



「あ、そだったの」





切り替え早いなおい




『あーあぁ、だりぃな〜』



そんなこんなで自習と言う名の授業が始まった。









『楓、どした?』



俺の前に座る楓が、急に腰とお腹を抑えて気分が悪そうにうずくまり始めた。





「だ、大丈夫。」




『大丈夫じゃ無いじゃん。保健室いこ?』





そんな風な気遣いが、楓の負担になるなんて、この時は何も気付いてやれなかった。




──ガラッ





『失礼しまーす』




「・・・・ん?どうした?」





初めて来た保健室は薬臭くて、けど清潔的で


だけど、俺は一目見ただけでこの保健医が危険だと察した。


張り付けた、楓の様な作り笑いじゃなくて、仮面を何枚も重ねてる。

そんな感じ。





「どうした?楓」



「・・・ッチ」





顔見知り、にしてはちょうっと違う。

兄弟?でも似てない。





「また、やられたいのか?」





どういう意味が込められてるか、そんなの一つ。

楓を見て、俺は悟ってしまった。



やっぱ、全部上手く行くなんて事無いんだよな・・・




  To be continued..

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あきゅろす。
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