無双の短編
応 【森蘭丸】
からから、からから、
音を立て、
くるくる回る、かざぐるま。
お市様がくれたもの。
ゆらゆら、ゆらゆら、
手を離れ、
ひらひら飛んでいく、ちょうちょう。
濃姫様がくれたもの。
ころころ、ころころ、
転がって、
きらきら光る、がらすだま。
光秀様がくれたもの。
ふわふわ、ふわふわ、
いい匂い、
生き生き咲いてる、らんのはな。
信長様がくれたもの。
みんながくれた気持ちのおかげで
ちくちく、ちくちく、
突き刺さり
きりきり痛む、蘭丸の胸。
みんなのくれた気持ちのせいで
私はとても苦しいです。
私は、皆様に応えたい。
でも応えれられるのは一人だけ。
まだまだ未熟者ですから
私に応えさせようとするのは
お市様だけ。
私に応えを求めているのは
濃姫様だけ。
私が応えたいのは
光秀様だけ。
私が応えられるのは
信長様だけ。
あとがき
ただひたすらな蘭丸に愛!!
そのひたむきさは涙が出るほどだよぉ…(泣)
私的にはやっぱり信長公とより、
光秀殿と結ばれt(殴)
無印のEDではマジ泣き。
あれはないよコーエー!!!!
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