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魔法少女リリカルなのは-儚い想い出-
高町家へご招待♪4


「では・・・皆いただいちゃって」

「「「「「いただきます」」」」」

俺達は桃子さんの手料理を堪能していた

「うん!やっぱり母さんの料理はうまいな!
お前ら!こんな母さんを持って幸せなんだぞ!感謝しろ!」

「父さん・・・それ何回も聞いてるよ・・・」

「恭也!これは何回いっても足りないくらいなんだ!」

「はいはい・・・」

「確かに美味しいです桃子さん、俺もこんな風に作りたいですね」

「ふふ・・・ありがとう、それと、私のことはお義母さんと呼んでもいいのよ?」

「いえ・・・その話はもう・・・」

「遠慮しなくていいのよ」

「遠慮じゃなくて・・・」

「あ、悠君、お醤油とって〜」

「はい、なのは」

「ありがとう悠君」

「ふふ・・・やっぱり仲いいわね」

そういっても桃子さんは台所へと消えていった

結局勘違いされたままだ・・・早くなんとかしないと・・・

そう思いながら俺は飯を続けた



夕飯が終わり桃子さんと皿洗いなどの手伝いをしていると

「悠君、このくらいでいいわよ、手伝ってくれてありがとうね
お風呂に入っちゃいなさい」

「あ・・・ありがとうございます、・・・お言葉に甘えて行かせてもらいますね」

「ゆっくりしてくるのよ」

「はい、行ってきますね」

俺は廊下を歩き脱衣所まで来ると

『マスター』

「ん、ティルどうしたんだ?」

『なのはさんの事どう言い訳するつもりですか?』

「そうだな・・・多分普通に言えば分かってくれると思うけどな・・・
そこらへんは言ってみないとね」

『そうですか・・・わかりました』

「ん・・・そういえば今日ティル全然喋らなかったな?どうした?」

『・・・マスターが悪いんです』

「は?」

『もういいです、マスターなんか嫌い・・・ではないですけどもう知りません』

「なんじゃそりゃ・・・」

そういってティルが喋らなくなってしまった

「さっさと風呂は入るかな〜」



よし!体も洗ったしいざ入浴〜

「はぁ〜・・・久しぶりのゆっくりとした時間・・・」

最近デスクワークばっかりで疲れがたまってたしな〜
落ち着ける時間ってのは素晴らしいね

そう思いながら気分を落ち着かせていると脱衣所から

「ん?誰かいるのかな〜、誰かいますかー?」

「ん?なのはか?今は俺が入ってるよ〜」

「にゃ!?悠君!!」

なんで慌ててるんだ?なのはは

「悠君はゆっくりしてってね〜!」

「?あぁ・・・久しぶりのゆっくりとした時間大事に使わせてもらうよ」

「うん!じゃあね〜・・・ん?お母さんどうしたの?」

ん?なんかあったのか?

「えぇーーーーー!!そんなの出来ないよ!」

うぉ!?急にどうしたんだ?

「なのは〜?なんかあったのか?」

「な、、なんでもないよ!!悠君はゆっくりしてて!!」

大丈夫か?・・・いや、なんでもないって言ってるし気にしなくていいか・・・

「そうすればいいの・・・うん・・・お母さん、私やってみるよ」

そう聞こえるとさすが私の娘ね!という桃子さんの声が・・・

シュル・・・

ん?布の擦れる音?

なんか本当にいやな予感がしてきた・・・疲れてるとか関係なしで

「あの!悠君!お風呂一緒に入っていいよね?」

「え?」

「よし・・・じゃあ入るね!」

「はい?」

え?・・・今なのはさんなんていいましたか?

入るね?風呂に?それって・・・

「ちょっ!おい!待てなのは!!」

「にゃはは・・・」

入ってきた!?風呂場にバスタオル一枚でいや服で入るわけないか
そうじゃなくて!!

「な・・・なのは・・・お前・・・何を・・・?」

「いや・・・あの・・・お母さんがもう遅いから悠君と一緒に入りなさいって・・・・ぁぅ・・・」

桃子さあああああああああああああああん!!!!
あんた娘になんてこと吹き込んでるですか!

「そ・・そんなに見ないで悠君・・・恥ずかしい・・・」

「あ・・・ごめん!」

俺は横を向いてなのはに背を向けた

「・・・」

「・・・」

きまずい!これはやばい・・・早くなんとかしないと・・・

「ねぇ悠君、今日はありがとね」

「ん?どうした?」

「今日私のわがままに付き合って地球まで来てくれたことだよ」

「あぁ・・・そんなことか、俺はまったく気にしてないよ
むしろ恭也さんとも仲良くなれたしうれしいくらいだ」

「本当に?」

「うん、本当に」

「そっか!よかった」

「こちらこそありがとうな」

「うん」

「・・・」

「・・・」

やっと落ち着いてきたはいいが・・・どうすれば・・・いまだに背を向けて入っている・・・
早く出たい・・・だが今出るとなのはの体が見えてやばいことに・・・
なんとかしないと・・・

「あの・・・悠君・・・私もお湯に入っていいかな?」

「え?あっ・・・そうだな!洗ったしいつまでにそこにいると風邪ひくよな」

そうだ!

「俺ら2人入るとさすがに狭いから俺出るな!それにもうゆっくりとさせてもらったしね!」

そういい俺は腰をタオルで隠したまま急いであがり外へ出る

「え?ゆう君!まっ「じゃあな!なのは!!ごゆっくりー!」

「・・・逃げられた、・・・・・・・・ゆう君の馬鹿ーーーーーーーー!!」

俺はとっとと体を拭いて服を着て脱衣所から出た


そして俺は桃子さんに文句を言おうと思いリビングまで行くが・・・いなかった・・・
もう11時だし寝てるのか・・・?・・・・・・はぁ・・・明日にするか

「俺も寝るか・・・」

そうぽつりと吐き俺は客間へと行き用意されていたベッドへと腰を置いたが
色んな意味で熱くなった身体が冷めるまで寝れなかった・・・



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