綺麗な薔薇には (18禁)
2
『私と会ってくれるのならばこれからも光君の事教えてあげるよ』
そう言われたから
わざわざ時間を取って洋朔理事長に会ってあげている
どんなに嫌いな相手でも光の話を聞けるのならば我慢できる
…我慢してやる
なのに洋朔理事長は光の話をせず
くだらない話をして帰って行くのが殆どだ
「用が無ければ帰っていただけませんか?俺も暇じゃありませんから」
俺は太ももを触る洋朔理事長の手を手加減無しに叩く
「そっけないなぁ…そんな君も素敵だけど…今日は君の大好きな光君の事で話があるんだ」
光!?
「…光に何かあったんですか?」
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