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(33) ※
「詩遠、爪…食い込みすぎだ」
と言ったので、背中を見てみると血で真っ赤だった
手を離そうと思ったが、この激しい快感には堪えられないと思い、起き上がって幸慈の足の上に座る
そのまま手を幸慈の首に回し、行為を再開させる
「あっ、ひっウん!!…んッく、あぅ、アッアッ」
さっきよりもっと深く来たので、更に幸慈にきつく抱き着く
そうでもしなければ、どうにかなってしまいそうだった
「こ、じ…もッむり!!ンッン、イきたいぃ」
「ちっ、もう少し待て」
「ひゃああッ!!…あっ、あっ、はげッしぃ!!待って、こーじっ!!だめ、もう出ちゃうっ!!」
目に涙を溜め、幸慈に許しを求める
また舌打ちをして、腰の動きを早めだした
「やだやだっ、むりぃ!!…で、るぅぅ!!あ、ああーッ!!!」
「っく、」
俺がイって、少し遅れてから幸慈が中に出した
それから俺の意識はない
やっぱり俺はここが落ち着く…
でも、そろそろばぁちゃんの家に帰らないと…
家が撤去されてしまう
また、幸慈と別れなきゃいけないの――…?
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