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93゚
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食堂に着くと、わーきゃー周りが騒ぐ
 
そりゃ、生徒会と救世主(?)がここにいたら騒ぐよな
 
俺たちは生徒会専用のテーブルに座るらしい
 
俺が端の方に座ると、白崎が隣に座った
 
「俺も隣に座りたいーっ!!」
 
黒崎が俺の顔を覗きながら、つめるように身体を押す
 
俺の目の前には志紅で、左右には憂と沙夜がいる
 
「しおちゃんはなに食べるの」
 
これはどこで注文したら良いのかな?
 
「しおちゃん!!」
 
「あっ、俺!?」
 
こくんと頷いて、リモコンっぽいものを見せてくる
 
どうやらしおちゃんは俺の事らしい
 
画面がついていてそこには、米類、麺類、パン類、デザート類…など様々なメニューがあった
 
「詩遠、キーの後ろ側にバーコードあるでしょ?それ、ここにかざして?」
 
志紅に言われたまま、財布からキーを出し裏を確認する
 
おぉ…っ、バーコードが
 
リモコンの先についている赤外線に近付けると、ピーッと小さく音が鳴り画面に5001と映った
 
「で注文するの」
 
横から白崎が俺の顔を覗きながら言う
 
白崎も人の顔覗くの癖なのか?
 
取り敢えずリモコンに目線を戻して、画面に手を触れる
 
今日は…麺って感じ
 
ミートソースのスパゲッティを押して、デザートの欄を見る
 
抹茶アイスかな…
 
押したあとに、10分後という欄を押した
 
これで届くらしい
 
後から唯さんと茶月さんとも合流し、楽しい食事を過ごした
 

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