銀魂
6
『じゃあ俺見回り行ってきまーす』
「行ってこい行ってこい。サボるんじゃねーぞ」
『そんなこと分かってるって。やだなぁ母ちゃん、心配性だなぁ』
彼の話しかけている方向には誰もいない
あるとしたら屯所の看板のみだ
「おーい誰が母ちゃんだ。つかどっち見てんだ」
さすがに土方も驚いたのか呆れたのか溜息をつく
その光景を遠くから見ていた沖田は何を思ったのか彼らの元に駆け寄り
「蒼だけだと心配っつーか人に手ェ出すかもしれないんで俺も見回りいってきやす」
と水無月の手をとった
「交通整理があるから11時半には帰ってこい。45分後だぞ」
『本当に心配性だな』
「うるせェ。テレビが来てるから印象上げとくんだよ。どっかの誰かさん達のせいで90度に曲がってるからな」
「好感度そんなに上がってるんですかやっぱ俺らのおかげだな」
土方は今の一言で
馬鹿かテメーらそのおかげで誰が苦労してると思ってんだ
とキレそうになっていた
それを山崎が止める
『ってあれ、山崎いたの。知らなかった』
そして山崎は
このページの始めからいたのに気づかれない俺って…
と落ち込んでいた
それをフォロ方がお得意のフォローをする
人って助け合いながら生きてるんだなァって思いました、あれ?作文?
と水無月は思った
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