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銀魂
5
早朝4:30(10:00)



真選組は庭で素振りをしている


その中に一人おかしい奴がいる



アニメを見た人ならわかるかもしれない




そう、寝ながら素振りをしている沖田だ





『お前寝ながらすんなよ』


「………。」



無視をする沖田


呆れながらため息をついた


ったく、やるならちゃんとやれよな








「テメエはまたミントンかァ!!」


「うわァ!!」



前を見ると山崎が壁にめりこんでいた



土方さんが足を上げているので多分蹴ったんだろう







「そういや近藤さん、今日も見かけませんねェ。休暇でもとったんですかィ?」



アイマスクを上にずらして聞く毎日がサボりの沖田


…なんでだろう、凄いムカつく





「テメェと一緒にすんな!」



『そうだぞサボり魔』


「蒼、テメェもだぞ」



『は?俺がいつサボったんだよ』



デタラメ言うんじゃねーよ土方

沖田並みにムカつく



「何言ってんだ。お前が団子屋でサボってんのはもう知ってんだよ」


『すいません、話戻してください』


「ごまかそうとすんな!…まあいい。後で俺の部屋に来い」




…えっ

俺、おわったかもしんない




「近藤さんのことだ。大方、一人で剣術の修行でもしてんのさ。蒼と違ってな」



睨んできた

怒ってるよ

激おこだよ

さすが鬼の副長


さっき買ってきたマヨネーズが賞味期限切れだっただけでこんなになる




正しくは貰っただけど





「おー、流石は近藤局長」

「やっぱりー、局長となると、違うなァ」

「惚れ直すぜ…」





おい最後

顔を少し赤らめて言うんじゃありません


あっち系に聞こえんだろうが









そういえば近藤さんさっき



お妙さんの恋泥棒だ


とかやってなかったっけ




電柱登ってなかったっけ




ストーカーみたいなオーラ纏ってなかったっけ







「おい、マヨネーズあとで新しいやつ買ってこい山崎」

「え、俺!?処理長に頼めばいいじゃないですか」

「アイツは駄目だ」


顎で指す副長

見ると彼は土方の湯のみを落としてしまっていた

落とした湯のみは割れていた


そして彼は副長を見てニターと笑った



「…確信犯だ」

「テメェわざと割ったな!ちょ、逃げんなコラァ!!」



『土方さーん、濡れ衣着せちゃいけませんよー』


処理長が煽るたびに副長は機嫌が悪くなっていった




しかしこの鬼ごっこは処理長が


『わかったわかった新しいの俺が選んで買ってやるから。どんなのにすればいい?……だー、面倒だから一緒に来て』


と発案したことによって終わった





この話はまた別の章で

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