銀魂 4 そういや、真選組にテレビが密着取材かなんかで来てたな 大丈夫なんかな 総悟が変なことしてなきゃいいけど 歩いていたら団子屋を見つけた 『少しぐらい食ったって別にいいよな。…すいませーん、いつもの』 「おー、蒼君じゃないか。ちょっと待っててね」 この通り、常連である サボってるんじゃないかって思われてるが、休憩だ。しょうがない ーーーーー 団子を食べ終えて、マヨネーズとミルクチョコレートが入った袋を持って帰った 屯所に人の気配がほとんどなかった どこかに出動でもしたのかなと思いながら副長の部屋にマヨネーズを置きに行くと 庭にみんなが集まって素振りをしていた …なんで半裸? 『おいお前ら、訓練お疲れさん。あとで茶入れとく』 声をかけるとさっきよりも素振りのときのかけ声と、背筋がすげえ正しくなった 「処理長がデレた!頑張るぞ俺ら!」 「「オー!!」」 …なんか怖いんだけど こんなんだったっけ つかこんなこと今までしてたっけ こんなやる気出してたっけ 『ま、俺も参加してみるか。面白そうだし』 【真選組一番隊隊員 及び爆弾処理隊隊長 水無月 蒼 】 って今の表示何?俺紹介されてんの? カメラ勝手に撮らないでよ 「え、ちょ、別に撮ったっていいじゃないですか」 『うるっせェんだよ撮るんじゃねーよ』 「音声さん今の録りました?」 「蒼やめろォォォ!!!」 土方の叫びは届かなかった ーーー 「おい蒼、変なこと言うんじゃねえぞ」 『こっちのセリフだ総悟。土方暗殺をテレビの前でしようとしてねえよな』 「まだやってねえから安心しろ」 『まだって何』 「そのまんまの意味でさァ」 え、何この子怖い 「お前らほとんど同じようなもんだろ」 『「こいつと一緒にすんなよ土方コノヤロー」』 ハモんな失せろ沖田 俺が睨む前に睨まれた [*前へ][次へ#] [戻る] |